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横尾義知記念館 - 新潟県上越市安塚区行野集落内


横尾義智氏は、明治26年、現在の上越市安塚区行野の大地主の長男として生まれました。生まれながらのろうあ者であった義智氏は、東京の旧官立東京聾唖学校尋常科(現筑波大学附属聾学校)で学びました。
故郷に戻った義智氏は、昭和9年から12年間、旧小黒村の村長として人望厚く務められましたが、昭和21年公職追放により村長を退任しました。
退任後は、戦後の全国の聾学校設立や、ろうあ者の活動に貢献されています。
行野集落の有志により、日本唯一のろうあ者の村長、横尾義智氏の功績を後世に残そうと、横尾家の旧年貢倉を記念館として、横尾家のゆかりの品々を展示しています。
 全国から生誕の地を訪ねる関係者が多く地元との交流も続いています。

※見学問合先:行野自治会長、安塚区総合事務所(025-592-2003)

 

登録有形文化財


旧横尾邸には、雪室(雪穴)があり平成16年12月10日国の文化審議会の答申を得て、平成17年2月28日付けで国の有形文化財に登録されました。

義智氏の絵本


義智氏の絵本「そのままでいいよ」は、好評販売中です。
※販売価格:900円+送料(同封の振替用紙により絵本到着後送金)
※申込先:おぐろ町内会 八木勇二(tel/FAX:025-592-2382)
申込方法・様式はこちらをクリック

 


小黒山 専敬寺(せんきょうじ) - 新潟県上越市安塚区小黒1212

小黒山 専敬寺
 過去5度に渡り火災にあい、1887年に現在の本堂を再建。総けや木造りの本堂は上越市名立の宮大工 江崎長三郎氏の手によって蘇った新潟県内屈指の木造建築です。昔は檀家3,000軒といわれ、7月のお引上げ講は多くの屋台が並び、そこで嫁入り道具が間に合うと言われました。
また、おぐろ地域は親鸞聖人の長女「おぐろ女房」が嫁がれた地として伝わる場所でもあります。

  ・3月のお彼岸 春季彼岸会
  ・7月14日~17日 報恩講お引上げ
  ・8月13日~15日 暁天講座
  ・9月のお彼岸 秋季彼岸会・納骨法要
  ・11月26日~28日 永代経法要・ご正忌